「自分と他の人との境界線を持つ」

「自分と他の人との境界線を持つ」

 

人間関係の問題を解決する上で境界線をしっかり持つことはとても大切です。

 

境界線が崩れてしまうと犠牲的になり、癒着を強化してしまいます。

 

ついつい自分の感覚よりも、相手のことを優先してしまって

我慢することが当たり前になっていないでしょうか?

 

◇仕事や恋愛で言いたいことが伝えられない

◇いつも聞き役になってしまう

◇遠慮ばかりしている

◇嫌な役を引き受けてしまいがち

◇自分さえ我慢していればうまくいくと思っている

 

あなたに当てはまるものがいくつあったでしょう?

 

境界線はあなたを守り、他の人を尊重する大切なもの。

目には見えませんが、人間関係を健全にするために知っておくと良いことです。

 

境界線が崩れしまったKさんのケースです。

 

Kさんの父親はKさんが幼い頃から飲酒の問題を持っていました。Kさんが成長するとKさんの収入まで当てにするようになり、父親のためにはなっていないと分かっていながら、

お酒を買う為のお金を渡していました。

さらにKさんは自身の結婚を諦め、肝臓が悪くなった父親の看病もしていました。

 

Kさんの恋愛のパターンは、依存症の男性のお世話をして、疲労困憊して別れる事を繰り返していました。

 

まさに父親との関係を再現していたのです。

 

 

Sさんは息子さんが4歳で毎日幼稚園へ送り迎えをしています。ある日園内で子ども同士の喧嘩がありました。そしていつの間にかSさんの息子さんの私物が失くなってしまいました。子ども同士の喧嘩は収まったものの、Sさんは必ず犯人を見つけると怒り狂っていました。

 

Hさんは結婚2年。夫の携帯チェックが日課になっているそうです・・・。

 

 

またAさんのケースは、

一家の経済的な負担を担っていました。Aさんが払うことが当たり前になっていて家族からお礼やお詫びを伝えられたこともなく、

実は密かに腹を立てていました。

ある日、一定の金額を決め、それ以上の負担はしないことを家族に告げると、Aさんに依存的だった家族が各自しっかり収入を得るように変化しました。

 

 

これらは全て境界線が崩れてしまっている例です。

また、Aさんのケースは、境界線を持ったことで、家族が健全に変化して言った良い例です。

 

 

 

そもそも境界線は子どもの頃からのパターンが大人になってからも反映されるもの。

境界線が崩れやすい人は、親が過干渉で癒着しているケースがほとんどです。境界線が崩れやすい人は犠牲のパターンを持っていたり、自分の考えではなく他の人の考えにとても左右されやすい傾向があります。

 

あなたに当てはまるかどうかチェックしてくださいね。

  • 親が宿題を手伝ってくれた、または代わりにやってくれた
  • 親の決めた進路に従うしかなかった
  • テストの点や成績のことで怒られた、もしくは脅されていると感じた
  • 家族と一緒にいる時、息苦しく感じた
  • 家族のために諦めたことがある
  • 自分のことよりもお母さんの気持ちを優先した
  • 自分の感覚よりもお母さんの言ったことが大切
  • 親は他人の目を世間の目を気にする傾向にあった
  • あなたの感覚より一般常識を優先した
  • 真面目で我慢強い
  • 自分のことは後回しになりやすい
  • 他の人のお世話をするがあまり報われたように感じない
  • 〜〜しなければならない、と思ってやっている
  • 〜〜すべき、と思ってやっている
  • 自分の楽しみは後回しになってしまう
  • 親が心配性だった

 

 

 

 

私たちは成長の過程で一度は分離の方向へ進みます。

分離が確立すると「個」となり、

そのことを「アイデンティティ」と言います。

「私は個性的だ」とか「私は優しいけれど気が弱い」など

自分はこうだ!と思っているものをアイデンティティといい、アイデンティティの確立は17~19歳くらいに完成すると言われています。

 

そしてまた、いろいろな経験と知恵を持ちながら、全てがつながっている一体感へと戻っていきます。

 

「個」と「個」が何らかの関係を持っているのが人間関係です。

そして「個」と「個」の狭間には目に見えない境界線があると想像してみてください。

 

 

つながっている状態と境界線がない状態はまるで違ったものになります。

 

 

つながっている時にはお互いにハッピーな感じがします。

境界線がない状態では、どちらかがとても依存的でどちらかがとても犠牲的なのでハッピーには感じられません。

 

 

 

 

私自身、カウンセラーとしてお仕事をして、共感するほどにクライアントさまとのつながりと信頼を築けると思っていますが、

あまり成果が出ない時は関係性を見直す必要があると考えています。

 

つまりカウンセラーとクライアントも境界線が崩れてしまうことがあるからです。

 

カウンセラーも完璧ではありません。私自身、時としてクライアントさまに思い入れが強くなり過ぎて癒着に気づかなかったケースがありました。

 

カウンセラーがクライアントと正常な位置関係にある時、クライアントの未来を信頼し、強制的に癒しを進めることはありません。あくまでもクライアントの選択が優先されます。

 

 

境界線を築いていくために出来ることをお伝えします。

  • あなた自身の感覚を信頼する
  • 我慢し過ぎない
  • リラックスする
  • これは出来る、これは出来ない、決めたルールを実践する
  • 変化を受け入れる

 

 

もし境界線が崩れていると感じても、必ずもっと良い関係を築くことができますからね!

あなたに出来ることをコツコツ始めてください。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です